越冬中の蛹に黒い点が出現

2020/11/2に蛹化したアオスジアゲハ。

蛹化後3ヶ月以上経ってから黒い点を発見しました。

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アオスジアゲハの寄生率がとても高く、寄生されていた場合1日〜2日すると蛹に黒い点が出てきます。

その時点で蛹に小さく穴を開け、そこから寄生している幼虫を取り出し成功したら蛹は羽化できるそうです。

私は何度かその手術をしましたが、羽化寸前までいったものの羽化できたことはありません。

ですが、今回はいつ黒くなってきたのかわかりません。

蛹化後はしばらく毎日何度も様子を見ていましたが、大丈夫そうだったので玄関の寒い場所にカラーボックスを置いてそこで10匹の蛹を越冬させていました。

玄関を通る時に全ての蛹を見るようにしていますが、サッと見るだけで蛹全体を見ていませんでした。

今日はたまたま蛹の入っているペットボトルを取り出していつも見えていない方を見たらこの状態でした。

これは、蛹の中の寄生バエが死んでしまったのか…。

それならうまくいけば羽化できるのでは?

そう思っていたのですが、インスタで虫仲間の方から頂いた体験談では蛹化後3ヶ月ほどしてナミアゲハの蛹に同じように黒い点が現れて、その後丸々した寄生バエの幼虫が出てきたとのことでした。

なんと蛹と共に越冬していたようです。

その体験談と今回の状況がとても似ている。

今のうちに手術をしたら助けることはできるのか…。

でもこの刺激で越冬中の蛹が羽化してしまったらどうしよう。まだ2月。寒いので外には放てない。

でもでもこのままだと寄生バエの栄養に。

今日のところはこのまま様子見でよく考えてみようと思います。