越冬中のアオスジアゲハの寄生バエ摘出手術
様子を見るつもりだったアオスジアゲハの蛹ですが、蛹を明るいライトで透かして観察していると、蛹の真ん中あたりで微かに何かが動いているように見えました。
動いてる…生きているということかぁ。
それならば、取り除くしかない!
ということで久しぶりの手術です。
今回も娘と夫に助手をしてもらいました。
蛹の黒くなった部分に寄生バエがいることが多いのでいつもはそこに穴を開け摘出しますが、今回は真ん中あたりで動くものを見つけたので背中から摘出することにしました。
いつもは蛹化してわりとすぐにこの手術をしていましたが、今回は3ヶ月以上経過しています。なので蛹になりたての時よりも殻(でいいのかな?)が少し固いように思いました。
節の部分の薄い部分に穴を開けました。
やはり場所はあっていて、大きな寄生バエの幼虫が出てきました。
蛹の中はかなり食べられていろような感じで、寄生バエがいた付近はスカスカでした。
これでは羽化は厳しいと思いますが引き続き様子を見ます。
摘出手術の動画です。
寄生バエの幼虫も出てきますので苦手な方はご注意ください!