幼齢の脱皮失敗と救出
ナミアゲハの2齢幼虫が脱皮の途中にハプニングに見舞われました。
こんな会話があったとかなかったとか…
アゲハの幼虫は脱皮をする前、丸一日ぐらい食べず動かずじっとしています。
お腹の方にある丸いプニプニの『腹脚(ふくきゃく)』という脚を葉っぱなどに自ら吐く糸で固定して古い皮から抜け出すように脱皮します。
今回葉っぱの裏側で脱皮をしていたので上から他の幼虫がその葉っぱを食べてしまい、下にいた幼虫が葉っぱから離れてしまいました。
ミノムシのように糸一本でぶら下がっていました。
幼虫にとって脱皮できない=死なのです。
死なせるわけにわいかない!と考えた方法がこれでした。
うまくいくかどうか不安でしたが、皮からスルスルっと出てきたときは感動でした。
この時に脱皮した子は元気にレモンの葉っぱをモリモリ食べてます。
もしも幼虫から幼虫への脱皮に失敗したときは試してみて欲しいです。